収穫感謝祭

2007年11月18日

収穫感謝祭



  11月16日、まあるで収穫感謝祭がありました。本格的な冬が訪れる前、地から海からの恵みに感謝しいただく行事として、毎年まあるでは収穫感謝祭が開かれます。こどもたちは、野菜や果物、木の実そして秋を感じさせるものを持ち寄り、供えます。そのほか、まあるの庭で収穫したアセローラ、グァバ、ゴーヤー、まあるの近くで今の季節みかける、すすき、ふうせんかずら、サガリバナの実なども彩りを添えています。まあるMOMたちは、供えられたものにうっとり。さかんにカメラのシャッターをきります。

  例年はまあるの畑で収穫した紅いもも登場しますが、新しいまあるではお預けです。また、いつもはまあるのお庭で秋の光りを浴びながらお祝いするのですが、近所で工事があっているため、お部屋の中での感謝祭となりました。

  供え物のテーブルをみんなで囲んで、いつもの朝の集まりをしてから、先生といっしょに供えられたものの名前をひとつひとつ確認し、与えられた恵みすべてに感謝しました。

収穫感謝祭  それから、持ち寄られた野菜や木の実、果物をみんなで調理しました。この日のメニューは豚汁、カットフルーツ、どんぐりだんご入煮豆です。母たちはゆんたくしながら豚汁の下準備、こどもたちは先生といっしょにどんぐりだんごを作ったり、どんぐりの皮むいたりしました。


収穫感謝祭「つめが痛いよ~」といいながらも、熱心にどんぐりの皮をむいていました。







収穫感謝祭


収穫感謝祭

豚汁とどんぐりだんご入り煮豆


  この日のメニューはどれもおいしかったです。むいたどんぐりはフライパンでいっていただきました。子どもたちは「しぶ~い」と言っていましたが、渋みの中にほんのり甘みもありました。

  ふだんは調理されたものをいただくだけの子どもたちにとって、供えられた野菜や果物ひとつひとつに感謝し調理して食べるという収穫感謝祭の一連の流れは、毎日自然の恵みが私たちのからだの中で生かされているんだということを確認するという意味で大切な体験だなあと思います。

  腹ごしらえをした後、お楽しみの音楽劇「大きなかぶ」がありました。例年は花さんが出演して、木の芽ちゃん、葉っぱさんと母たちは劇を楽しむという形ですが、例外続きの今年は、園児全員が出演、内容も一部改訂のスペシャルバージョンで柔軟に対応していました。
収穫感謝祭収穫感謝祭

  毎年見ているだけあって、なんの違和感もなくこどもたちは劇の世界に入り込んでいました。劇の終わりに全員でカブを運んで舞台のそでに入っていくところ、配役紹介のあと全員で輪になって去っていくところまでちゃんと劇の一部になっていて感動しました。演じるというよりは劇を楽しんでいる姿がほほえましかったです。

  収穫感謝祭が終わると次はクリスマス会...。12月から園児が加わるという話もききました。親子で楽しみにしているクリスマス劇。今年もやれそうな気配。よかった、よかった。

  今年のまあるのキーワード:柔軟性と臨機応変。子どもたちにできるかぎりの素敵な環境を与えてくれるスタッフ、関係者に感謝です。

まある父母


同じカテゴリー(行事の紹介)の記事
夕涼み会
夕涼み会(2023-07-21 15:30)

お父さんと一緒に
お父さんと一緒に(2023-06-21 16:20)


Posted by まある at 16:45│Comments(0)行事の紹介
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。